オペラ『アイーダ』ツアー公演!
ポーランドで開催されたオペラフェスティバルの一環で、オペラ『アイーダ』を上演しに行きました!
専属の劇場での公演をすることがほとんどなので、ツアー公演は貴重な体験☆
朝イチに劇場に集合し、貸切バスで2時間半ほど離れたフェスティバル開催都市へ向かいました!
劇場はこちら!↓
ステージも大きく、楽屋など舞台裏設備も綺麗な劇場。
劇場前には川が流れていて、周辺の景色も素敵✨
すぐ近くに旧市街や公園があり、立地もとても良かったです♪
予定より早く到着したので、街を散策する時間も持てました♪
メインスクエアや
旧市街の小道
イタリア・シチリア地方からやってきた市場!
紅葉が素敵なカフェ☕️などなど
穏やかで素敵な街♪
午後に一通りのリハーサルをして、数時間の休憩後、午後6時から本番が始まりました。楽屋は大人数用の広い一室。20人ほど入ります。
観客はほぼ満席!見せ場の後には拍手が起こり、終演後のカーテンコール(出演者一同がお辞儀)ではソリストの方々にスタンディングオベーションが👏
やはりお客様に喜んでもらえた公演はこちらもとても嬉しいです✨
終演後には小さな立食パーティも🍷
日帰りツアーのため、夜中を過ぎての帰宅は大変でしたが、素敵な経験でした♪
またツアー公演が開催されることを楽しみにしています!
レッスンウェアはシンプルに!🩱🩰
最も基本的なバレエのレッスンウェアといえば、女性はレオタード&タイツ、男性はTシャツ&タイツ。そこに、スカートやパンツを履いたり、寒い時期には羽織りものやレッグウォーマーを重ねたり。
そんなレッスンウェアですが、その選び方にも少しこだわりがあります♫
①重ね着は最小限に
バレエのレッスンでは、体のポジションやラインを正しく美しくしていきます。ですから、体のラインが見えなければ意味がありません!
鏡で自分の体のラインや動きをチェックできるよう、できるだけ着る枚数は少なく☝️
②上着やレッグウォーマーは体にフィットするものを
寒い時期は、体を冷やしては怪我の元ですから、もちろん暖かいものを身につけます。その時も、体のラインができるだけ見えるものを。
上着は、ゆったりとしたTシャツやパーカーではなく、アームウォーマーやカシュクールがお気に入り。Tシャツの場合も、体にフィットするものであれば着ています🙆♀️
それでは寒い!と言う場合は、体にフィットするユニタードや薄手のノースリーブダウンも👌ウエストラインが隠れてしまうのがデメリットではありますが。個人的に、ユニクロのウルトラライトダウンはとても軽量かつ薄いので使いやすい♪
脚などを温める場合も、しっかりフィットするニットパンツやレッグウォーマーが○。
そして、どれも体が温まったらできるだけ早く脱ぎます。
ウォームアップブーツはNG❗️🙅♀️足先、つま先が全く見えません💧
③スカートやパンツの丈にも気を配って
ボトムスの丈も大切。私は基本的に膝より上の丈のものを履くようにしています。
バレエは脚のラインがとても重要。きちんとチェックできるように、ボトムス丈は短めに。
④コンプレックスを感じるところこそ見えるように!
つい、自分のコンプレックスがある部分は隠したくなってしまいますが…。それって、自分の目からも隠してる状態になってしまうので💧
あえてそこは鏡に映して自分の目で見る方が、変えよう、変わろうとする意識は高まる!と思って隠さないようにしています。
レッスンウェアコーディネート例
①基本スタイル
レオタード、タイツ、スカート or ショートパンツ
②寒い時は
+ レッグウォーマー、アームウォーマー
③徹底的に体のラインをチェックしたい時
レオタード、タイツのみ!
この格好をし始めた時は、正直恥ずかしさがありました!💦 でも、次第に慣れました!笑
私としては、レオタードの上にタイツを履くとボトムスを履いてるように見えるので、そうしています。
以上、レッスンウェアで気をつけたいポイントでした!
ウェアをひと工夫して、レッスンをさらに充実したものに✨
普段でも見られているという意識💄✨
私がバレエ団に入る前、数ヶ月お世話になっていた先生から教わったことがあります。
それは、普段のレッスンから踊りだけでなく、自分を美しくみせること。
メイクをしたり、イヤリングをつけたり、髪型を工夫したり。
当時の私は、一応メイクはしていましたが、そこまで研究をするということもなく。髪はいつも同じ位置でネット付きのシニヨン(お団子ヘア)。レッスンでアクセサリーをつけたりすることもありませんでした。(レッスンでアクセサリーをつけるのは、邪魔で良くないと思っていたというのもありますが…。)
正直、踊りが上手くなることだけ考えているところがありました。
その時は、そう言われてイヤリングをつけてみたり、先生おすすめのヘアスタイルを試してみたり、少し変えてみましたが、まだまだだったと思います。(笑)
海外に住み始めてよくわかったんですが、みんな大人っぽいんです。特に海外の方って。
顔立ちからか、基本的にアジア人は若く、幼く見られます。若く見えるといえば聞こえがいいですが、幼く見える=大人としての魅力が薄いということ。実際私も、バレエ団内で年齢を実際より低く思われていました。今でも年齢を知らない人からは実年齢を言うとびっくりされますが😅💦
これでも移住した当時よりは、かなり私の見た目も変わりました。
自分が10代の時の写真を見返すと、いかに幼かったかがよくわかります😅(笑)
やはり、ダンサーである前に舞台人として、人に見られる仕事をしている者として、自分を魅力的に見せることを常日頃から意識すべきなのだと思います。同じだけ踊りの実力があっても、やはりただ立ち姿だけで魅力的な人の方に目がいきますから。またそのような日頃の姿や意識が、舞台でも表れるのだと思います。
なんて、ふと、その先生が教えてくださったことを思い出しました。改めて、日頃からダンサーとしてだけでなく一女性として、踊りだけでなく身なりも磨いていきたいと思います✨
ストレッチや筋トレについて
バレエって、脚を高く上げたり、大きく開脚しながら跳んだり、柔軟性と筋力の両方が必要ですよね。
柔軟性を高めるにはストレッチやリリース、筋力を高めるには筋トレが方法となります。どちらも必要なものです。
筋トレ
私の場合も、いろいろな筋トレを試したり続けたりしていることもありましたが。体質なのか、普段のレッスンやリハーサルだけでも筋肉がつくので、今は追加の筋トレはしていません。
ただその分アウターマッスルが特に目立つので、深層部の小さな筋肉をより使えるように気をつけるようにレッスンを受けています。
クラスレッスン前のウォームアップにはフロアバーをしていますが、その時も働かせたい筋肉がレッスンで動くように軽く動かして準備しておくようなつもりで行っています。
ストレッチ&リリース
柔軟性はしなやかに軽やかに踊るために必須。筋肉が固くなると、同じ動きをするにも固くなった分だけ余分にエネルギーを必要とするので、疲れのスパイラルに陥ってしまいます。筋肉質かつ固くなってしまいやすい私は、特に柔軟性を高める方を優先しています。ストレッチはもちろん、マッサージやフォームローラーでのリリースをすることも。筋肉の状態や体の感覚を見ながら、ストレッチかマッサージ・リリースか選ぶようにしています。
レッスンやリハーサル後、ストレッチしたり筋肉をほぐしたりするのはとても効果的!
その後の体の疲労感や軽さが違うので、おすすめします!
では今日はこの辺で👋
シーズン2022/2023 公演スケジュール
現在決まっている、今シーズンの本公演スケジュールがこちら
↓
9/16〜18 オペラ『アイーダ』
10/1,2,7〜9 オペラ『ロジェ王』
10/21〜23 バレエ『真夏の夜の夢』
10/27 『ヤング・コレオグラファー・イブニング』
11/5,6 オペラ『フィデリオ』
11/11〜13,18,19 オペラ『幽霊屋敷』
12/3,4,6,9〜11,16〜18 新作!バレエ『ドン・キホーテ』
また、他都市であるオペラフェスティバルに『アイーダ』で出演するツアーもあります☆
4ヶ月間のバレエ公演が少ないのが寂しいところですが、新作準備も控えているので仕方ないかなというところ。
『ヤング・コレオグラファー・イブニング』のリハーサルが進行中。新作『ドン・キホーテ』振付・リハーサルも、先日始まりました!『真夏の夜の夢』は何度も上演しているので、もう少ししてからリハーサルに入ると思います💃🕺
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シーズン2022/2023開幕!
8月半ばよりバレエ団が再開し、新シーズンが開始しました!
私は今年ビザ申請の関係でかなり遅れて9月頭に加わりました💦
情勢の影響を受けて、今、役所の手続き関係はいつも以上に時間がかかるようです。
そしてバレエ団に戻った直後、舞台上公開レッスン&リハーサルがありました!
ただ今回は特別で、ここのバレエ学校で教鞭を取られている方の記念式典を兼ねたもの。
ということで、スクール生たちとバーレッスンのデモンストレーションをした後、小さなガラが上演されました。
《パリの炎》グランパドドゥよりアントレ←私
《ライモンダ》よりヴァリエーション
《After/Before》 (バレエ団員の振り付け作品)
スクール生による《Padan padan》
出勤4日までの舞台であまり準備期間もなく久しぶりに強めの緊張を感じましたが😨
なんとか本番を終えることができました🫡
メンタルも鍛えられるので、こうやって色々な経験をさせてくれるカンパニー、ディレクター、ミストレスに感謝です✨
そして、もう次の公演に向けて始動しています!
その模様はまた次回に👋
2021/2022 シーズンスケジュール
8月半ばより新シーズンが始まり、3ヶ月が経過しました!私にとっては3年目のシーズンです。
2021/2022シーズンの公演予定はこちら↓↓↓
(赤字がバレエ公演です)
9/10, 11 10/23,24《フィデリオ》新作!
10/1-3, 9, 10 《シンデレラ》新作!
10/16, 17《ドン・ブッツェファロ》
11/5-7 《ジゼル》
11/13, 14, 12/3-5《蝶々夫人》
11/20, 21《放蕩息子/ユディタ/春の祭典》
11/26, 27《Young Choreographers' Evening》
12/11, 12, 15-19, 21《くるみ割り人形》
12/31《ジルヴェスター・コンサート》
2022
1/7-9 《くるみ割り人形》
1/15,16《カンディード》
1/22,23《トラヴィアータ》
1/29,30《セビリアの理髪師》
2/5,6《蝶々夫人》
2/11-13, 5/28, 29, 6/1《シンデレラ》
2/26,27《ドン・ブッツェファロ》
3/4-6《ジゼル》
3/12,13《フィデリオ》
3/19,20《タイス》
3/26,27《真夏の夜の夢》
4/9,10,5/7,8《幽霊屋敷》
4/23-25 ,6/18, 19《アイーダ》新作!
5/14,15 《タイムマシーン》
6/11, 12《伯爵夫人》
9/25, 11/27にはバレエ団の公開舞台レッスン&リハーサルもあります。
今シーズンは例年より多くのレパートリーを上演し、公演スケジュールもかなり詰まっている印象です。
10月の新作《シンデレラ》、11月頭の《ジゼル》では両作品とも主役を務めさせて頂き、貴重な経験をさせていただきました✨
そして、ただいま上演中の《春の祭典》(11/20,11/21)では、あまり出番がない予定でしたが、怪我をしてしまったダンサーがいたために色々配役に変更があり、私も飛び入り参加( jump in )することになりました。もちろんいい話ではないですが、コンテ作品は今まで踊る機会が少なかったので、このチャンスに少しでも体に動きを入れられるよう取り組みました。
同時進行で、《Young Choreographers' Evening》(11/26,11/27)に向けてリハーサル中です。
こちらは新しい試みで、バレエ団員の中から有志が振付・演出家として作品を作り、上演します。
計7作品あり、私はそのうち3作品(クラシック2作品、コンテ1作品)に出演です♪
どれも違うスタイルの作品なので、学ぶことも多く本番がとても楽しみ🤩
残り1週間ですが、仕上げに向けてがんばります🔥
それではまた~👋