Tancerka Japońska - ポーランドの日本人バレエダンサー!

ポーランドの劇場で働く日本人バレリーナライフ!

2019/2020シーズンの年間スケジュール

今シーズンのカンパニーは8月下旬に始まりました。

私は、日本では大学生なのだけど(ただいま休学中)、8月2週目まで大学だったから、今年は夏休みがほとんど無かった😭😭😭

1週間半しか無かった上に、こっちに来るための準備も色々あってバッタバタしてたし💦💦💦といいつつ、約1年帰ってこれないので、友達と会う約束もなんとか組んで、生きてきた中で一番密度高い夏休みだったと思う😂


で、今日の本題。

8,9月はクラスやリハーサルのみでわりとのんびりした月だった。

そして、10月にプロになっての初舞台。といっても、まず出た演目は"OLGA"というオペラ作品。ここの劇場では初演だった。オペラ公演にもダンサーが起用されることがある。

その次の週は、バレエ公演『ラテンアメリカの夜』。3つの小作品で構成されたトリプルビル的な作品で、アルゼンチン出身🇦🇷の振付家が昨シーズンの終わりに提供した作品。

その次の週もオペラ公演があって、一部のダンサーが出演していたけど、私はキャスティングされてないので詳細はよく覚えてません😅

11月は、『ジゼル』。1幕はポーランド振付家によるモダン、2幕は一般的なクラシックの振付。

どの作品もどこかの週の金土日の3公演をして、次の週は別作品という感じ。バレエ公演はひと月に1作品だから、実際舞台に立つのは「月3回+オペラに出る時」程度。入団する前の(自分の勝手なだけど(笑)) イメージよりかなり少ないなぁと来た時に思ったのを覚えてる。

12月は、クリスマス🎄の定番『くるみ割り人形』。これだけは特別で、3週間連続・週5回公演(笑)。ここに来ていきなりのハードなパフォーマンススケジュール(笑)。でも、舞台で踊ることを仕事にしているので、ようやくダンサーとしての実感を強く感じられて嬉しかったです。(4ヶ月目にしてって感じだけど(笑)。)

 

ここまでが現時点で終了したパフォーマンス。やっぱり『くるみ』はスケジュール的にも体力的にも、ハードだったと思うなぁ。

 

そして、年明けは1月3日から(日本ならまだ三が日やん(笑)) また『くるみ』の週末3公演。これで今シーズンの『くるみ』はお終い。

1月はずっとオペラ公演なので、出演するダンサーはそれにも出つつ、2月にこの劇場では初演となる『真夏の夜の夢』のリハーサルをするそう。

2月と3月にそれを上演して、その次は付属バレエスクールのガラパフォーマンスに出演。

4月に、10月に上演した『ラテンアメリカの夜』がもう一度あって、

6月に、これもこの劇場初『春の祭典』を上演するそう。

そうして、6月下旬にシーズンが終わり夏休みに入る。

 

ここのカンパニーはあまり公演数多くないけど、団員数30人弱で、ほぼ全員が毎公演出てるから仕方ないのかなぁとも思う。他のカンパニーではどうなんだろ。

 

今月までは既にカンパニーのレパートリーになっている作品だったけど、来週リハーサルが始まる『真夏の夜の夢』は新作。新作を作り上げていく過程ってどんなのかなあ、と楽しみにしてる♪♪♪

 

以上、今シーズンの公演スケジュールでした~。