Tancerka Japońska - ポーランドの日本人バレエダンサー!

ポーランドの劇場で働く日本人バレリーナライフ!

バレエ団での一日。

私が所属するバレエ団は、元々はずっとモダンカンパニーだったところ、2016年にクラシックのカンパニーとして再スタートを切ったカンパニー。

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劇場専属のバレエ団で、劇場の中にステージ、リハーサルスタジオ(オペラ、バレエ、オーケストラそれぞれ)、衣装室、メイク室、楽屋、事務所、、、などなど全てがあります。一つの場所で全てが済むというのは、本当に便利。日本ではそういう所はなかなかないので、来た時はやはり感動しました。

 

仕事のスケジュールは、公演のある日とない日で違うのだけど、今日は公演のない日のスケジュールについて書こうと思います。

 

バレエ団の仕事は週5日、火曜から土曜が基本。

朝10時にクラスレッスンが始まり、それが1時間〜1時間半くらい。

そのあと20分ほど休憩を挟んで、リハーサルに。リハーサルがあるかどうかは配役によって変わります。全くリハがない日もあれば、少しだけの日、みっちりリハが入っている日も。

午前すべてのリハーサルは必ず14時までに終わります。そのあと、なんと4時間の昼休み(笑)。みんな大抵は家に帰って、お昼ご飯を食べて、のんびり過ごしますが、私も含め、少し劇場から離れたところに住む団員は劇場の近くで時間を潰したりします。

そして、また18時からリハーサルを再開して21時までに終了。

これが基本のスケジュール。ただ、さっきも書いたように、配役によってリハーサルスケジュールは変わるので、ずっとリハーサルに参加する日もあれば、夜のリハーサルがない日、逆に午前のリハーサルがなくて夜だけある日など、本当にバラバラ。

リハーサル自体も、必ず時間を目一杯使うというわけでもないので、午前のリハーサルは13時辺り、夜のリハーサルは20時辺りに終わることも多いです。それは、その時期の演目のハードさや公演の数によって変わります。

 

正直、4時間というながーい昼休みはみんなが嫌いなのです(笑)。もうそれは決まりになっているから仕方ないのだけど、昼休みを1時間にすれば、毎日18時に仕事を終えて夜はゆっくり家で過ごせるのに。。。というのが本音(笑)。

やっぱり、21時に終わって帰ってご飯を食べてシャワーを浴びて…なんてしてたら寝る時間も遅くなってしまうし、次の日も朝からレッスンだと思うと、夜は早く家に帰りたいですよね〜(笑)。

 

リハーサル日のスケジュールはこんな感じ。次は公演日のスケジュールについて書こうと思います。