Tancerka Japońska - ポーランドの日本人バレエダンサー!

ポーランドの劇場で働く日本人バレリーナライフ!

普段でも見られているという意識💄✨

私がバレエ団に入る前、数ヶ月お世話になっていた先生から教わったことがあります。

それは、普段のレッスンから踊りだけでなく、自分を美しくみせること。

メイクをしたり、イヤリングをつけたり、髪型を工夫したり。

当時の私は、一応メイクはしていましたが、そこまで研究をするということもなく。髪はいつも同じ位置でネット付きのシニヨン(お団子ヘア)。レッスンでアクセサリーをつけたりすることもありませんでした。(レッスンでアクセサリーをつけるのは、邪魔で良くないと思っていたというのもありますが…。)

正直、踊りが上手くなることだけ考えているところがありました。

 

その時は、そう言われてイヤリングをつけてみたり、先生おすすめのヘアスタイルを試してみたり、少し変えてみましたが、まだまだだったと思います。(笑)

海外に住み始めてよくわかったんですが、みんな大人っぽいんです。特に海外の方って。

顔立ちからか、基本的にアジア人は若く、幼く見られます。若く見えるといえば聞こえがいいですが、幼く見える=大人としての魅力が薄いということ。実際私も、バレエ団内で年齢を実際より低く思われていました。今でも年齢を知らない人からは実年齢を言うとびっくりされますが😅💦

これでも移住した当時よりは、かなり私の見た目も変わりました。

自分が10代の時の写真を見返すと、いかに幼かったかがよくわかります😅(笑)

 

やはり、ダンサーである前に舞台人として、人に見られる仕事をしている者として、自分を魅力的に見せることを常日頃から意識すべきなのだと思います。同じだけ踊りの実力があっても、やはりただ立ち姿だけで魅力的な人の方に目がいきますから。またそのような日頃の姿や意識が、舞台でも表れるのだと思います。

なんて、ふと、その先生が教えてくださったことを思い出しました。改めて、日頃からダンサーとしてだけでなく一女性として、踊りだけでなく身なりも磨いていきたいと思います✨